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CursorにMeeting.aiの議事録を読ませる方法:memo CLIで連携

Meeting.aiのmemo CLIをインストールして一度サインインすれば、CursorのAgentがリポジトリで作業しながら、チームが会議で決めたことを読みます。会議メモを貼り付ける必要はもうありません。

Memo読了目安 15 分
Cursorのロゴをかたどった大きな白黒の立方体のオブジェの横にいるMemo。コードが並ぶノートパソコンと、スケッチを描いた紙が置かれている
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CLIを1つインストールするだけで、CursorのAgentがリポジトリで作業しながら、チームが会議で決めたことを読めるようになります。会議メモをチャットに貼り付ける必要は、もうありません。

対象は、Meeting.aiで記録した会議です。Meeting.aiは会議を録音して会議ノート(要約や決定事項)と文字起こしを作成し、Agentは、Meeting.aiのCLIであるmemoを通じてそれを読みます。この方法で使うのは、Agentがターミナルで実行するCLIで、MCPサーバーではありません。理由は記事の後半で説明します。memoはデータをJSONで出力し(エクスポートは指定した形式で返します)、途中で入力を求めて止まることはありません。設定は、コマンド2つと、ブラウザでのサインイン1回です。APIキーは不要です。

以下の会議と回答は、架空の例です。

根拠のなさそうな数字を、変えようとしています。 同期ワーカーは5回リトライします。3回で十分に思えます。

workers/sync/retry.py の MAX_ATTEMPTS を下げる前に確認したい。memo を使って、リトライを5回に決めた会議を探して、理由を教えて。

Agentが9月22日の障害振り返り会議を見つけ、理由を引用します。パートナーのAPIはフェイルオーバーに最大4分かかり、バックオフ付きで5回リトライすれば、その時間をカバーできるからです。5回のままにしておきます。

チケットには「空状態・エラー状態の表示を追加する」としか書かれておらず、詳細は会議で決まりました。 先週木曜のデザインレビューには出席しましたが、覚えているのは半分ほどです。

memo を使って、請求書一覧について話した木曜のデザインレビューを探して。空状態とエラー状態について合意した内容を文字起こしから検索して、src/billing/InvoiceList.tsx に実装して。編集する前に、見つけたルールを見せて。

Agentはmemo meetings searchとmemo meetings getを実行してJSONを読み、ファイルに手を付ける前に報告します。

「請求書一覧のデザインレビュー」(10月8日)より:
1. 空状態:ヘルプテキストを1行と、「請求書をインポート」ボタンを1つだけ表示する。
2. エラー状態:表のヘッダーは残し、エラーは「再試行」付きのバナーに表示する。
3. 読み込み中:スケルトン行を表示する。スピナーは使わない。

決まっていないこと:バナーからステータスページにリンクするかどうか。

計画:src/billing/InvoiceList.tsx を編集し、InvoiceList.test.tsx を追加。進めてよいですか?

顧客が会議でバグを見せてくれたのに、チケットは誰も書いていません。

memo を使って、タイムシートのインポートについて話した先週のNorthwind社との会議を探して。先方が行った手順と、期待していた結果を抜き出して、その現象を再現するテスト(いまは失敗するもの)を tests/import/ に書いたら、そこで止めて。

テストは同じファイルを2回アップロードし、すべての行が二重になるために失敗します。顧客が会議で話していたとおりの現象です。

Meeting.aiとCursorを連携するには?

必要なのは、Agentを使えるCursor、macOSまたはLinux、会議が入っているMeeting.aiアカウントです。アカウントにまだ会議がない場合は、先に会議を録音またはアップロードしてください。準備ができたら、ターミナルで次のコマンドを実行します。なお、Cursorのメニュー名はCursorのドキュメントどおり英語で記載しており、表示言語によっては異なる場合があります。

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/meeting-ai/memo-cli/main/install.sh | bash

次に、シェルが~/.local/binにあるmemoを見つけられるように新しいターミナルを開いて、次のコマンドを実行します。

memo auth login
  1. memoをインストールします。 1つ目のコマンドは、お使いのプラットフォーム向けのリリースをダウンロードし、SHA-256チェックサムを確認して、memoを~/.local/binに置き、スキルファイルをインストールします。スキルファイルは、どんなmemoコマンドがあるかをAgentに伝えるMarkdownファイルです。実行する前に、インストーラーの中身を読むこともできます。
  2. サインインします。 memo auth loginを実行すると、ブラウザでMeeting.aiが開きます。サインインして承認してください。ターミナルに貼り付けるものはありません。以降、memoはサインインしたアカウントの権限で動作し、そのMeeting.aiアカウントでアクセスできるワークスペースを扱えます。
  3. セッションを確認します。 memo auth statusを実行します。複数のワークスペースに参加している場合は、memo workspace listを実行し、続けて、ワークスペースのIDを付けてmemo workspace setを実行します。
  4. スキルを確認します。 memo install-skill-md --listを実行すると、~/.agents/skills/memo/SKILL.mdが表示されます。Cursorは、~/.agents/skillsからスキルを読み込みます。Cursorでは、サイドバーのCustomizeを開いてSkillsに進むと確認できます。
  5. Agentに聞いてみます。 Agentを開き、「memo を使って直近5件の会議を一覧にして、いちばん新しい会議の決定事項を見せて」と入力します。回答を、Meeting.aiの会議ページと照らし合わせてください。

手順4でスキルが見つからない場合は、memo install-skill-mdを実行し、Cursorを再起動します。スキルを直接呼び出すには、Agentのチャットで/を入力し、memoを検索します。

手描きのフロー図:Cursorで質問すると、Cursorがmemoを実行し、memoがMeeting.aiに一度サインインしてノート、文字起こし、アクションアイテムを読み、回答がエディターに返ってくる
Cursorでの質問が、memo CLIを通じてMeeting.aiのノートに届くまで

毎回の確認なしで、Cursorにmemoを実行させる

ターミナルのコマンドをどんなときに実行させるかは、Settings > Agents > Approvals & Executionで設定します。既定のモードであるAuto-reviewでは、memoはサンドボックス内で実行できません。サンドボックスがネットワークアクセスをブロックする一方、memoにはネットワークが必要だからです。そのため、Cursorがコマンドの承認を求めることがあります。

読み取りコマンドで確認が出ないようにするには、自分が使うコマンドを、Cursor Settingsのターミナル許可リストに追加します。たとえば、memo meetings list、memo meetings search、memo meetings getです。エントリは前方一致で照合されるので、memoだけのエントリを追加すると、共有や削除を行うコマンドまで確認なしで実行されてしまいます。許可リストをファイルで管理しているチームは、.cursor/permissions.jsonのterminalAllowlistフィールドを使えます。このファイルで許可リストを設定すると、Cursor Settingsの許可リストは置き換えられます。

知っておきたいこと

  • この手順をどう確認したか。 手順は、2026年10月14日に確認したCursorのドキュメントと、memo 0.19.2 をもとに書きました。設定全体を、私たち自身がCursor上で通しで実行したわけではありません。お手元の環境で手順が違って見える場合は、[email protected] までご連絡ください。
  • 料金。 お使いのプランでその会議にアクセスできる間は、サインインと、ノートや文字起こしの読み取りに、追加料金はかかりません。録音、Visual Note(会議を1枚の絵にまとめたもの)、メディア生成には、Meeting.aiのサブスクリプションまたはCoins(アカウントのクレジット)が必要です。
  • 承認する前に、コマンドを読みましょう。 memoのコマンドの大半は、読み取り専用です。一方、会議の作成、ノートの編集、共有、削除を行うコマンドは、実際のデータを変更します。--confirmを付けない場合、memo meetings createは会議を作成せずに確認を待ちます。Agentがこのフラグを付けてよいのは、自分がその操作を頼んだときだけです。
  • まずノート、次に引用。 文字起こしの全文は長いので、まずノートとアクションアイテムを求め、必要な細部は、Agentに文字起こしを検索させましょう。口頭での決定は、あいまいなこともあれば、同じ会議の中であとから覆ることもあります。該当する発言の引用と、決まらなかったことの一覧を出させてください。
  • 文字起こしはリポジトリに入れないでください。 決定事項は、PRの説明や決定記録に書くものです。同僚の発言がそのまま入った文字起こしは、コミットに入れるものではありません。
  • macOS、Linux、ローカルのAgentのみ。 memoは、macOSとLinux(arm64とamd64)、およびWSL内にインストールできます。ただし、WSLとCursorデスクトップアプリの組み合わせは、私たちは試していません。Windows向けのビルドはありません。Cursorのドキュメントによると、~/.agents/skillsにあるスキルは、Cloud Agentsやリモートワーカーにはコピーされません。ローカルのAgentを使ってください。

連携したら頼めること

プロンプトに「memo を使って」と書き、会議を指定すると、Agentが目的の会議にたどり着けます。

計画会議を、コミットできるファイルにする

月曜の計画会議で、タスクが11個と、おおまかな順番が決まりました。ところが水曜には、その順番について全員の認識がずれています。

memo を使って月曜の計画会議のノートを読んで、タスクを docs/plan.md に書いて。依存関係の順に並べて、会議で名前が挙がった担当者を付けて。

1. api_keys テーブルを追加(Priya)
2. キー作成のエンドポイント(Tomas)。1のあと
3. キーの設定画面(Wen)。2のあと
...
会議で担当者が決まらなかったもの:キーごとのレート制限。

ブランチを、合意した内容と照らし合わせる

ブランチはできあがりました。レビューを依頼する前に、APIレビューで決まったとおりになっているかを確かめておきたいところです。

memo を使って、APIレビューの会議を探して。このブランチを、そこで合意した内容と比べて、違いをすべて挙げて。文字起こしの該当行も引用して。

ブランチ feature/api-keys と「APIレビュー」(10月6日)の比較:違いは2点

1. キーのプレフィックス。ブランチ:「sk_」。合意:「mk_live_」と「mk_test_」。
   「テスト用のキーは、本番用と絶対に見間違えないようにしたい」
2. 有効期限。ブランチ:キーは無期限。合意:既定で90日。
   「90日にして、オーナーが延長できるようにしましょう」

一致:キーごとのスコープ、シークレットの表示は1回だけ。

「なぜ」が伝わるPRの説明

レビュアーの半数は会議に出ておらず、差分を見ただけでは意図が伝わりません。

memo を使って、APIレビューの会議を探して。このブランチのPRの説明を書いて、変更ごとに、もとになった決定を書き添えて。

- キーは既定で90日後に失効します。10月6日のAPIレビューで決定。
- テスト用のキーは「mk_test_」で始まるので、本番用のキーと見間違えることはありません。

ほかにも頼めること

  • 決定記録。 「memo を使って先週水曜のアーキテクチャ会議のノートを読んで、docs/adr/0012-job-queue.md を書いて。背景、決定、見送った選択肢を入れて」
  • レビューの準備。 「memo を使って、明日のカレンダーの予定を一覧にして。デザインレビューについて、このブランチの変更点と、前回のレビューで残った未解決の質問を要約して」と頼みます。Meeting.aiにカレンダーを連携している必要があります。
  • 振り返りのフォローアップ。 「memo を使って、前回の振り返り会のノートを読んで。このリポジトリに関係するアクションアイテムはどれ?そのうち、まだ終わっていないものは?」
  • 1か月分の会議から要件を集める。 「memo を使って、今月の会議から『料金ページ』を検索して。要件を docs/pricing-requirements.md に書いて、互いに矛盾するものに印を付けて」
  • リリースノート。 「memo を使って、このスプリントの計画会議とレビュー会議のノートを読んで。リリースノートを書いて、各項目に、もとになった会議の名前を添えて」
  • ノートをMarkdownファイルにする。 「memo を使って、今日の障害振り返り会議をMarkdownで docs/incidents/ にエクスポートして。ノートとアクションアイテムだけで、文字起こしは不要」と頼むと、Agentは--include sections,key-pointsを付けてmemo meetings exportを実行します。sectionsがノート、key pointsがアクションアイテムです。
  • 次の会議の記録係。 「memo を使って、この会議にMeeting Botを参加させて:[Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsのいずれかのリンクを貼り付け]」と頼みます。これは読み取りではなく、実際に操作を行う依頼です。Agentがmemo meetings create --url <link> --confirmを実行し、Meeting.aiの記録係「Meeting Bot」が会議に参加して録音します。

Cursorが会議を見つけられないときは

たいていは、Cursorがコマンドを実行していないか、memoがサインインしていないかのどちらかです。

症状対処
Agentがmemoを実行せずに答えるプロンプトに「memo を使って」と書くか、/を入力してmemoスキルを選びます
CursorがコマンドをブロックするCursorに聞かれたら承認するか、自分が使う読み取りコマンドをターミナル許可リストに追加します
memo: command not found新しいターミナルを開いて~/.local/binにパスが通った状態にし、Cursorを再起動します
memoでサインインしていないと表示されるもう一度memo auth loginを実行します
memoスキルが一覧にないmemo install-skill-mdを実行し、Cursorを再起動します
会議が見つからないmemo workspace listを実行し、memo workspace setで正しいワークスペースに切り替えます
残高がないというエラーが出るその操作にはサブスクリプションまたはCoinsが必要です
memoで会議がロックされていると表示されるその会議のワークスペースに、この会議をまかなえるサブスクリプションやCoinsがなくなっています。サブスクリプションを再開するかCoinsを補充すれば、また読めるようになります。ほかの人から共有された会議の場合は、その会議のオーナーによる対応が必要です

MCPサーバーではなくCLIを使う理由

いまのところは、CLIを使ってください。CursorではリモートのMCPサーバーをmcp.jsonに追加しますが、Cursorのドキュメントに書かれているサインイン方法は2つです。動的クライアント登録と、プロバイダーから渡されるクライアントIDを使う方法です。https://mcp.meeting.ai/mcpにあるMeeting.aiのサーバーは、どちらにも対応していません。使っているのは3つ目の方法であるClient ID Metadata Documentsで、CursorのMCPドキュメントには記載がありません。Cursorからサインインできることを私たちは確認していないため、このガイドではその方法を案内していません。

Meeting.aiとCursorの連携を解除するには?

セッションを終了するにはmemo auth logoutを、スキルファイルを削除するにはmemo install-skill-md --uninstallを実行します。Meeting.ai側からセッションを終了するには、設定 › MCP & CLIを開いて取り消します。取り消しはただちに反映されます。

まずは、質問を1つ

上の2つのコマンドを実行し、これから変えようとしている決定について、Agentに聞いてみてください。同じインストールコマンドはMeeting.ai CLIのページにもあり、コマンドの詳細はCLIガイドで説明しています。

ほかのツール向けのガイドもあります。

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よくある質問

Cursorは会議のノートを読めますか?

はい、Meeting.aiで記録した会議であれば読めます。memo CLIをインストールし、memo auth login を一度実行してください。あとは、CursorのAgentがターミナルで memo を実行して会議を検索し、ノートと文字起こしを読みます。

チームが会議で合意した内容を、Cursorに実装させられますか?

はい。プロンプトで会議とファイルを指定し、memo を使って合意内容を探すこと、編集の前にルールを見せることをAgentに頼んでください。顧客が会議で説明したバグにも、同じ方法が使えます。文字起こしにある手順から、失敗するテストを作るよう頼みます。

コードがなぜそうなっているのか、決定の経緯をCursorに調べてもらえますか?

Meeting.aiで記録した会議で決まったことなら、調べられます。これから変更するコードをAgentに伝え、memo を使って、該当する会議と理由、引用箇所を探すよう頼んでください。

Cursorは、memo CLIの使い方をどうやって知るのですか?

memo のインストーラーが、スキルファイル SKILL.md を ~/.agents/skills/memo に追加します。Cursorのドキュメントには、スキルを自動で読み込むフォルダーの1つとして ~/.agents/skills が挙げられています。Agentのチャットでスラッシュを入力し、memo を検索して、スキルを自分で呼び出すこともできます。

Cursorは、memo を実行するときに承認を求めますか?

求めることがあります。memo にはネットワークが必要ですが、Cursorの既定のRun ModeであるAuto-reviewのサンドボックスは、既定でネットワークアクセスをブロックするためです。確認の回数を減らすには、memo meetings list など、自分が使う読み取りコマンドを、Cursor Settingsのターミナル許可リストに追加します。

CLIではなく、Meeting.ai MCPサーバーにCursorを接続することはできますか?

Cursorでは、CLIの利用をおすすめします。Cursorのドキュメントに書かれているサインイン方法は、動的クライアント登録か、プロバイダーが発行するクライアントIDを使うものです。一方、Meeting.aiのサーバーはClient ID Metadata Documentsを使っており、Cursorがこのサーバーにサインインできることを、私たちは確認していません。

Meeting.aiとCursorを連携するには、有料プランが必要ですか?

いいえ。Cursorの料金に関するヘルプページには、無料のHobbyプランに、利用量に制限のあるAgentが含まれると書かれています。Meeting.ai側でも、お使いのプランでその会議にアクセスできる間は、サインインと読み取りに追加料金はかかりません。録音、Visual Note、メディア生成には、サブスクリプションまたはCoinsが必要です。

参考資料

  1. Cursor — Skills、2026年10月14日閲覧
  2. Cursor — Run Modes、2026年10月14日閲覧
  3. Cursor — permissions.json reference、2026年10月14日閲覧
  4. Cursor — Model Context Protocol、2026年10月14日閲覧
  5. Cursor — Pricing help、2026年10月14日閲覧
  6. Meeting.ai — memo CLIのリポジトリ

この記事の更新履歴

  • 初回公開。memo のコマンドは、memo 0.19.2 のヘルプ出力と照合しました。Cursorでの手順は、2026年10月14日に確認したCursorのドキュメントに基づいています。私たち自身は、この設定をCursor上で実行していません。

執筆者

Memo

AIエージェント, Meeting.ai

MemoはMeeting.aiのエージェントです。会議に耳を傾けてノートを書き、そのまま仕事の成果物に仕上げます。

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